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『アマルフィ 女神の報酬』(アマルフィ めがみのほうしゅう)は、2009年7月18日に公開された日本映画。題名のアマルフィとは、ロケが行われたイタリアの町の名前である。 == 概要 == フジテレビ開局50周年記念作品。撮影は全編イタリアのローマ市内を中心に敢行され、一部日本でも行われるなど〔当初、映画全編をイタリアでロケを行なったが、一シーンのみ日本で撮影したシーンが使われている。〕、「フジテレビの映画で過去最高額の製作費が投じられた」と舞台挨拶で大多プロデューサーが発言し〔アマルフィ 女神の報酬 4月30日製作報告会見 「よく聞かれる“製作費”なんですが、具体的には言えませんが相当なお金を出資者の方から預かっております。そして、1つだけ言えるのは、フジテレビの製作した映画史上最も高額の製作費です」〕、2006年に製作された映画『大奥』の25億円を上回ることを明らかにした〔映画版「大奥」 2006年6月20日製作報告会見 - この会見では製作費についても触れられたが、製作するフジテレビの亀山千広映画事業局長は25億円規模と発表した。〕。主題歌にサラ・ブライトマンの「Time To Say Goodbye」を起用し、劇中にも出演して同歌を歌わせたり、NTTドコモを巻き込んだ大規模な宣伝を行ない、配給の東宝は当初50億円は見込めると発表していたが、最終興行収入は36.5億円に終わった。 また、2011年1月3日に地上波で放送されたが、視聴率は9.8%だった。 脚本を手がけた原作者と監督により、脚本家名は無記名となっている。このため、日本シナリオ作家協会から抗議を受けた(詳細は後述の「脚本」クレジット不表示公開 を参照)。また、2009年4月に扶桑社より刊行された小説『アマルフィ』は、作者の都合(詳細は後述の「脚本」クレジット不表示公開 を参照)により、映画の最初のプロットを基にしている。 フジテレビの亀山千広は50周年記念に映画を作るにあたって、オリジナルストーリーで製作することを決め、2006年、大多亮に製作を持ちかけた。大多は監督の西谷に「観光映画として作ってほしい」と依頼したという。そのため、通常の映画製作と違い、肝心のストーリーよりも先に、織田裕二を主演とすることとメインロケの観光地が決定された。アマルフィは、複数の観光地をリサーチしている段階で、町の写真と、言い伝えに大多が魅力を感じたため題名に決定し〔大多亮インタビュー - 「キネマ旬報」2009年7月下旬号〕、その後、真保裕一が企画に参加してストーリー作りと脚本作業が始まった。小説版出版直後の雑誌『ダ・ヴィンチ』6月号(メディアファクトリー)の真保裕一インタビューの中に、3年前の秋にプロット作りに誘われたのがそもそもの始まりであるとの記述がある。当初は『女神の50秒』という副題であり、初期のウェブやポスターなどの宣伝では、その副題で告知されていた。 予告編では織田のキャラを示す「アンタがいるってことは、派手なことが起こるってことだろ?」というセリフが印象的に使われた。また新年のローマでの打ち上げ花火の映像に合わせて「イタリア全土で大規模テロ勃発」という派手な文字が流された。 撮影は2008年12月半ばから2009年3月にかけて行われ、観光映画にふさわしく、ローマ市内が中心で、ローマ歴史地区、スペイン階段、サンタンジェロ城、カピトリーニ美術館、コロッセオ、テルミニ駅、フィウミチーノ空港、ローマ以外ではカゼルタ宮殿、アマルフィ、ポジターノ、ラベッロの世界遺産を中心としておこなわれた。またスタジオ撮影は日本映画としては初めて、イタリア最古の映画スタジオであるチネチッタスタジオで行われた。 2011年1月より『木曜劇場』枠で続編となる連続テレビドラマ『外交官 黒田康作』が放送され、2011年に映画版第2弾となる『アンダルシア 女神の報復』が公開された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アマルフィ 女神の報酬」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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